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2013年2月の2件の記事

2013年2月 4日 (月)

サソリを食うinバンコク

誤解している方が多いようなので言っておきます。

某サイトでは深海魚やら虫やら亀やら、割と変なものを食べている様子を公開しているので意外に思われるかもしれませんが、僕はゲテモノ食いが嫌いです。

いや、ゲテモノと称されるような食材を食べること自体は悪いことだと思っていません。
「とりあえず話のタネになるし~」とか「こんな変な者食べちゃう私って超アンダーグラウンド!個性爆発でかっこいい!」みたいなノリで、「目立ちたいから」とファッションとして妙な食材を食べることが嫌いなのです。

「ファッションゲテモノ食い」はハッキリ言ってかなり下品な趣味だと思います。
そんな薄っぺらな動機でギャーギャー騒ぎながら食べるのでは、食材である生物たちに失礼だと思うのです。

「じゃあお前はどういう理由でいっつも変なモン食ってんだよ」と問われれば、

格好つけて言うと、「知的好奇心を満たすため、生物およびそれを取り巻く文化への造詣を深めるために食べている」と答えます。
たとえば、「変わった生態の生物は、食味も変わっているはずだ。一体どんな味なんだろう?」とか、
「自分が暮らす土地ではゲテモノ扱いされているけど、よその土地では食材として珍重されている生き物がいる。実はおいしいのか?」とか、
「この生き物、誰も食べないけどそんなにまずいのか?なら具体的にはどれくらいまずいんだ?」といった疑問に突き動かされて食べているのです。

・・・なんだかネガティブな話になってしまいました。
なぜこんなことを書いたかというと、今回はあえてその「下品なゲテモノ食いたち」をターゲットにした食べ物に挑んだ時のことを記事にするからです。

その食材が何かと言うと・・・

Imgp2981
こちら。
サソリです。

場所はタイの首都バンコク。
バックパッカーの聖地と称されるカオサン通りにて、海外からの観光客向けに販売されていたものです。

Imgp2978               「スコーピオン!スコーピオン!」…って見ればわかるよ!

こんな感じで売り子さんが観光客に声を掛けながら売り歩いています。
で、旅先で浮かれてる観光客グループがホイホイ買って、
大げさに目を剥いて咥えた写真を撮りながらきゃあきゃあ騒いで食べるわけです。

うーん、まさにゲテモノ食い!

こういう商売に加担するのは気分がよろしくなかったのですが、
以前にデイリーポータルZに掲載されていたほそいあやさんによるこちらの記事を読んで以来、
このサソリ料理には興味を持っていたので食べてみることに。
(ほそいさんは異常に強い食への探求心から真摯に珍食材と向き合っている方です。誤解無きようお願いします。)

Imgp2983                硬い。

値段はまあ観光客向けだから高かろうとは思っていたのですが、最初はなんとタイなら安宿で一泊できるほどの値段をふっかけられました。
値切って値切って、最終的にかなり安くはなったのですがそれでも屋台でなら3食済むほどの価格(と言っても500円程度)。
それ以上の交渉はめんどくさくなって同行者と割り勘で購入、一匹を分け合って食べました。

おそらくペット用に養殖されたチャグロサソリ(サソリの同定に自信ありません。間違っていたらどなたかご指摘を・・・)の流用かと思われるので、多少高くつくのは納得です。

まあ、野外採集個体だったらさらに高くなるでしょうが。

素揚げした後にタレ(ナンプラーベース?)にドブ漬けしているようで、かなり味付けが濃い。
素材自体の味は、典型的な「節足動物の味」といった感じ。けっこうおいしいです。

特筆すべきはその外骨格の硬さ。
お盆の上でもひと際大きな個体を選んだこともあるのかもしれませんが、
「アメリカザリガニかよ!?」というくらい歯ごたえがあります。サワガニレベルを想像していたので驚きました。

特にハサミが硬い。噛み砕く瞬間に「ガリッ、バキッ!」という音が鳴ります。
破片が口内に残り、飲み込むタイミングがわかりません。
胴体はそれに比べるといくらか食べやすく、パリパリ、サクサクとした食感が楽しめます。

まあ、なかなか面白い体験でした。

こういう商売が成り立ってるってことは、ゲテモノ食いも生物に関わる立派な文化と言えるのかもなあと思ったりもしました。
今の世の中、もはや食欲を満たすこと、舌を楽しませることだけが食事の役割ではないのかもしれません。
そう遠くない未来にはこういう「悪ふざけの食文化」が市民権を得るのでしょうか。それはそれで、物質的な豊かさの証明ではあるので喜ばしいとする見方もありましょう。

・・・それでも俺はゲテモノ食いを認めんけどな!!

2013年2月 2日 (土)

ウツボ釣れた!

昨年秋、東伊豆にて初めてウツボをキャッチしました。
クモウツボは沖縄の磯で何度か掬ったことあったんですが。

Imgp1413                 釣るのに夢中で、一番最初に釣れたチビちゃんしかカメラに収めてなかった…。

ウツボなんて伊豆に行けばうなるほどいる。とは聞いていたのですが、本当にものすごく濃厚な魚影。

釣りで狙ったのですが、久々に「入れ食い」を体験できました。
ちなみにエサはサンマと豆アジのぶつ切り。

ウツボといえば磯のヒエラルキーのほぼ頂点。
それがあんなにたくさんいるというのは、それだけ伊豆の海が豊かだということなのでしょう。

このポイントには憧れのトラウツボもいるそうなので、
3月にもう一度、「深海魚拾い」のついでにでも再挑戦しようかなと思っています。
あと、同行者がこの背後の林で外来種であるタイワンリスを目撃したそうです。
僕は一瞬振り向くのが遅くて見ることができませんでした…。

暖かくなったらそちらも撮影せねば!

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