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2013年3月の4件の記事

2013年3月30日 (土)

富山敗走

「ホタルイカの身投げ」という珍現象を見に富山湾へ行ってきました。

しかし結果は惨敗・・・。
おそらく月の明るい晩だったのが敗因かな。
新月の夜がベストだそうで・・・。

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高岡市内のスーパーに並ぶ、朝採れたばかりのホタルイカ。

翌日、富山在住の有名な釣りライター、小塚拓矢さんのお誘いで富山湾の未知なる深海魚釣りに挑戦!
・・・したかったのですが、天候・海況が想定外に荒れてしまい残念ながら2日待つも出船できず。


こちらは声をかけていただけたこと、ギリギリまで波や風を見続けてくれたことに感謝で一杯なんですが、
船長と小塚さんは「関東からわざわざ出てきてもらったのに・・・」と申し訳なさそうにしていました。
それを見て、「やっぱり人に自然を見せる仕事は大変だなー」と今さらながら感じました。


100%見られる生き物なんていないんです。
そんなの当たり前だし、だからこそ自然を相手にするのは面白いんだと思います。

・・・こう書きながら、実は自分はギャンブルに狂う素質があるのではと怖くなってきました・・・。


そんなついてない富山行でしたが、その後、気を遣ってくれた(?)小塚さんのガイドによる自然散策の結果、富山は深海のみならずとても魅力溢れるフィールドが多い土地なのだと実感できました。

待っとけ富山、また来るからな!

2013年3月24日 (日)

沖縄本島のヘビたち

なんとも体の重い今日この頃。
体調が悪いとかではなく、走れない、跳べない、すぐ疲れるなど「衰え」を感じております。
これではせっかく暖かくなってきたのにフィールドでパフォーマンスを発揮できない…。

さて、そんなわけで屋内にこもってPCの前で数年前に沖縄で撮影した写真を眺めていたところ、ヘビ写真が意外と充実していました。
せっかくなのでこちらで少し紹介。

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沖縄で一番よく見られるヘビ、アカマタ。

こちらのアカマタというヘビは沖縄本島北部を車で流しているとかなりの確率で見られる種類。
無毒で、模様が美しいので飼育の対象として愛好家にも人気があるとか無いとか…。
特に幼体の鮮やかな紅色は一見の価値あり。
サンゴヘビ類にも通じるものがあります。

ただし、ひとつ注意する点が…。
毒は無いのですが、威嚇のために分泌する液がものすごく臭いです…。
ハブがスズメバチならこいつはカメムシといったところ。
基本的にはどちらも軽々しく触るもんじゃないですね。

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毒は無いけど咬まれるとやっぱり痛いので注意。

次はみんな大好きなこのヘビ。
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沖縄と言えばハブ。
ハブ。いわゆるホンハブ。
沖縄で地元民から観光客、探検家から研究者まで、あらゆる人々が恐れる生物。

沖縄の森に多少慣れてきた『中級者』ほど「ハブなんて怖くねーし!」とか言っちゃう傾向にありますが、そんな人たちも経験を積むほどハブへの用心は強くなっていくようです。
ベテランほど藪への深入りは避け、ポイズンリムーバーを携帯するようになります。(僕は持っていないのでそもそも藪には入りません)

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この個体は全長160センチほどとそこそこ良型

で、このハブですがビックリするほど美味しいヘビです。
上の写真のヘビはキャンプへの道中で見つけたので、同行者(女性)の
「ねー、これ食べよー?(沖縄訛り)」の一声によりその場で血抜きされ、食材用クーラーボックスに放り込まれました。

料理そのものの写真がなぜかなかったのですが、皮を剥いでぶつ切りにし、塩こしょうをして網焼きにしたところ、
とてもよく脂が乗っていて、豚のスペアリブを彷彿とさせる味でした。

以後もハブ、ヒメハブを食べる際はいつもこの調理法です。楽チンでおいしいから。

ヘビの味について検索すると、「鶏肉っぽい」とか「魚の味」という感想が散見されます。
んー?ハブやヒメハブが特別なのかな?
そんなに淡白な印象じゃないんだけど…。
まあ、その辺に関しては他のヘビをあまり食べたことが無いのでちゃんと比較できませんが…。

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マムシじゃないよ。

で、こっちがチラッと話に出てきたヒメハブ。

ハブよりずっと太短く、マムシに近い印象。
でも体表の質感がマット。サラサラしてます。

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もちろん有毒!良い子は絶対興味本位で触らないこと!!

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かっこいい。

ハブが主にネズミなどの小型哺乳類を狩るのに対し、ヒメハブはカエル類を食べるようです。
ハブと同じく夜行性なので、植生の多い夜の川に行くと結構な頻度で見られます。
沖縄で真夜中の川によく入る僕にとっては天敵です。

先程も書きましたがこいつも美味しい。
ハブほど食べるとこ無いですけどね…。

あと、沖縄で気をつけるべき毒ヘビと言えばこちらも有名。
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ウミヘビベイビー。

ウミヘビ。
よく本やウェブサイトでは「猛毒持ってるけど、大人しくて口も小さいからそんなに危険じゃないよ」とか書いてあるけど、実際手にとって(これが間違い)観察すると結構大きく裂けてるんです。口。

シュノーケリングしてても、稀にものすごい勢いで突進してくるやつがいるし…。

とにかく、危険な要素がある生き物は、誰がどう言おうと注意するにこしたことはない。
ということです。

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友人から送られてきた写真。「へび」って書いてある…。

このウミヘビも美味しいそうです。
僕はまだ食べたことがありませんが。
よくテレビなんかでエラブウミヘビの燻製を汁や沖縄そばに使うと紹介していますが、
できれば僕はそのまま刺身や塩焼きで試したいです。
素材の味がよりハッキリわかりそうだから。


ところで、写真を整理していると謎の人物が写っている一枚が…。
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頭の上のヘビはリュウキュウアオヘビという種類。

?????
誰だこいつ?
観察に同行した人は全員覚えてるつもりだったんだけどなあ…。
としばし考えた後に出た結論。

「これ、もしかして俺か…?」

細っ!
髪の毛も光の具合で茶髪っぽくなってるし(笑)!

本当にわからなかった…。

いやー、ほんの数年で見違えるように太ったな、俺よ!!
そら体も重くなりますよね…。

この頃は今より精力的に野外に出てたからなあ~。
よし、これから暖かくなってくるし、あの頃を思い出して外に出まくるぞ!
ダイエットも兼ねて…。

2013年3月16日 (土)

巨大魚介料理シリーズその1 「巨大アナゴめし(巨大アナゴ丼)」

最近、巨大な魚介類を使った料理に凝っています。

もちろん、ただ調理するのでは面白味も趣も無いので、ある程度は獲物の大きさ、迫力が伝わるものを。
(ただ大きな生物を使うというのであれば、クロマグロの刺身やフカヒレなんかもその範疇に入ってしまいますから…)

具体的にはごく一般的な魚介類を使った一般的なメニューを、近縁の大型種を使って単純にスケールアップさせるというものです。

その第一弾が、東京湾の巨大アナゴ(クロアナゴとして扱われることが多いが、おそらくダイナンアナゴだろうとされる種)を使った「巨大アナゴめし」

アナゴめしといえば広島は宮島名物。

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柔らか~いアナゴがご飯を覆い隠さんばかりに乗っていて、大変おいしい。

これを僕が作るとこうなります。

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巨大アナゴめし!(巨大アナゴ丼?)

ほんの一切れで丼に盛ったご飯がほぼ見えなくなりました…。

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「それなりに」おいしいけど、食べにくいことこの上ない。

味の方は見た目で想像のつく通り、普通のアナゴに比べてやや大味。
さらには肉厚すぎるので、タレを塗りながら蒲焼きにしたくらいじゃ味付けが不十分。

硬い小骨も多く、アナゴとは似て非なる魚として調理したほうがよさそう。

それもそのはず。だって調理前はこんな姿。

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腕より、ペットボトルより太く、

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キッチンを占領し、

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ブルーシートをまな板として使うはめになる。

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上が普通のアナゴの蒲焼き。

これで体重5キロ未満の「中型個体」。

大きなものは10キロにもなり、胴の直径は成人のふとももほどになるとか…。
しかもそのサイズが東京湾でコンスタントに釣れているというからすごい。
釣ってみたい方は「クロアナゴ 釣り 東京湾」で検索すると釣り船が意外と多く出ていることがわかるはず。

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巨大魚介料理は舌の前に目でも味わえる。材料の調達や調理が楽しいのも魅力だ。

2013年3月 5日 (火)

深海性エソ?

先日、駿河湾へバラムツという深海魚を釣りに行ってきました。

僕は一尾も釣れませんでしたが、同船の方が30キロはゆうに超える大物をキャッチ!
そいつの腹を開けてみると面白いモノが…。

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深海性のエソと思われる魚


ミズテングを真っ白にしたような魚が胃袋に!

若干体表が消化されかけていたので、体色や鱗が本来どんな具合だったのかはわかりかねますが、おそらく深海性のエソの類かと。

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鋭い歯が並び、なかなかカッコいい顔立ち

こういう「二次的な出会い」は大型深海性魚類の釣り、採集の醍醐味です。

この日はバラムツの反応はかなり悪かったのですが、
エサのサバ切り身を小突くアタリはかなり頻繁に訪れました。

バラムツ用の大きなフックには掛からないサイズ、それどころかエサのサバをちぎっていく力も無い深場の魚の群れに遭遇したようで戸惑っていました。
そこでこの写真の魚が出てきたので、「コイツが犯人か!?」と船上で話題になりました。
同時に「小さな釣り鈎で仕掛けを組めばこの魚が釣れるかも!」という見解も。

次回はバラムツ船に乗り込んで、他の乗船者の迷惑にならないよう気を配りながら
こうしたバラムツのベイトフィッシュである「深海小物」を真剣に狙ってみようかと思います。

物好きな同行者求む!!

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