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2013年3月16日 (土)

巨大魚介料理シリーズその1 「巨大アナゴめし(巨大アナゴ丼)」

最近、巨大な魚介類を使った料理に凝っています。

もちろん、ただ調理するのでは面白味も趣も無いので、ある程度は獲物の大きさ、迫力が伝わるものを。
(ただ大きな生物を使うというのであれば、クロマグロの刺身やフカヒレなんかもその範疇に入ってしまいますから…)

具体的にはごく一般的な魚介類を使った一般的なメニューを、近縁の大型種を使って単純にスケールアップさせるというものです。

その第一弾が、東京湾の巨大アナゴ(クロアナゴとして扱われることが多いが、おそらくダイナンアナゴだろうとされる種)を使った「巨大アナゴめし」

アナゴめしといえば広島は宮島名物。

P1080787

柔らか~いアナゴがご飯を覆い隠さんばかりに乗っていて、大変おいしい。

これを僕が作るとこうなります。

Photo
巨大アナゴめし!(巨大アナゴ丼?)

ほんの一切れで丼に盛ったご飯がほぼ見えなくなりました…。

Photo_2
「それなりに」おいしいけど、食べにくいことこの上ない。

味の方は見た目で想像のつく通り、普通のアナゴに比べてやや大味。
さらには肉厚すぎるので、タレを塗りながら蒲焼きにしたくらいじゃ味付けが不十分。

硬い小骨も多く、アナゴとは似て非なる魚として調理したほうがよさそう。

それもそのはず。だって調理前はこんな姿。

Photo_3
腕より、ペットボトルより太く、

Photo_4
キッチンを占領し、

Photo_5
ブルーシートをまな板として使うはめになる。

Photo_6
上が普通のアナゴの蒲焼き。

これで体重5キロ未満の「中型個体」。

大きなものは10キロにもなり、胴の直径は成人のふとももほどになるとか…。
しかもそのサイズが東京湾でコンスタントに釣れているというからすごい。
釣ってみたい方は「クロアナゴ 釣り 東京湾」で検索すると釣り船が意外と多く出ていることがわかるはず。

2
巨大魚介料理は舌の前に目でも味わえる。材料の調達や調理が楽しいのも魅力だ。

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コメント

アナゴ釣り行きたいなー。
以前の記事にあった横浜からいけるアナゴ釣りですよね。

アナゴは良いですがキングコブラはちょっと,・・・とことんお好きなんですね。
とりあえずコンケン県のキングコブラ村へ行ってなじむとか。
よく、でっかいコブラが民家や畑に出没してニュースになってますね。
ググればいっぱい出てきます。
いろいろチェック済みかとは思いますが
どこだかで見たすっぽんはウミガメみたいでした。

味はまあまあで、おそらく調理方法が雑なせいだったと思いますが
至高の美味とはいかなかったと記憶しています。
卵は「あー卵の味だ」という感じでしたね。

バンコクだったらクロントーイかチャトチャックなんかのマーケットで
タイコガシラスッポン売っていますね。
小さいけど(でも結構大きい)とりあえず味を見てみるのならば
解体済みの切り身?もあるので市場で買って
どこかのレストランに持ち込めば料理してくれます。
お勧めは中華系のレストラン。日系の料理屋はすーごくお会計が高いです。

レポート楽しみにしています。

巨大アナゴめし!とっても美味しそう…
男の料理(の域を超えてる(笑))って感じでいいですね。

大味で小骨が多くて食べにくいとのことですが、この丼からはみ出さんばかりの迫力!
かぶりつきたくなっちゃいますよ☆

それにしても「俎板の鯉」ならぬ「ブルーシート上のダイナンアナゴ」…
まさか自分が蒲焼きにされる運命になるとは、
彼も思わなかったでしょうね(笑)

突然ですが、ずっと頭をちらちらしてて思い出せなかった事を思い出しました。

ハリバット、オヒョウですよ。
平たく言えばカレイ?になるのかな、ヒラメ?

昔々、一度だけやって、もう二度とはやらないなと思いました。
つり味はプラークラベーンに似てるかもしれません。
ひたすら重い。

でも、2m位の大物もいるわけですから、どうでしょう?

是非!

>さいとーさん

コガシラスッポンを食べる文化は健在なんですね!
野生個体は絶滅寸前と聞いていたのですが、養殖モノなんですかね?それともいる所にはまだたくさんいるのかな?

オヒョウ(ハリバット)釣りたいです!
アラスカでは入れ食いだと昨年挑んだ知人に聞きました。
一方北海道では釣れるとちょっとしたニュースになるほどだとか。
たぶん予算面でも、いっそアラスカまで行っちゃった楽だし手っ取り早いのかもしれませんが、
僕はあえて国内で挑戦したいです。
今夏、オオカミウオ狙いで北海道に遠征するかもしれないので、その際に併せて狙ってみようかなと妄想しています。


>ゆりさん

いっそハモのように骨切りした方が食べやすいかもしれません。
その上で焼くだけでなく煮込んで味をしみこませるとか…。

年中安定した量が漁獲できるのに、とにかく食べづらいせいで漁師さんからも敬遠されているこの魚。
おいしく食べる工夫をもっと色々な人が進めれば遊漁以外での利用価値も出てくると思うんですが。

しかし、わけのわからない魚を試行錯誤しながらおいしく料理するのは楽しいです。
釣り人と漁師の特権かもしれませんね(笑)。

はじめまして。
いつも楽しくデイリーポータルの記事読ませていただいてます。

たまたま僕も2週間ほど前に沖縄本島に行って、料理されているのと同じくらいのカスミアジ釣ったので(ジギングですが。。)
「ああ、そういう食べ方もあったか!」
と関心しました。

僕の長年の夢は、コスタリカでターポン釣ってアンチョビ作る事です。
もちろんドラム缶か何かで。。
もし、機会がありましたらぜひ!!

>アツシさん

はじめまして!

ターポンでオイルサーディンは僕も計画したことがあります(笑)!
当初はメザシにしようと思っていたんですが、どう考えても干してる間に腐るなと(笑)。

で、ターポンを釣って食べた経験のある人に相談したところ、
「あれは食いもんじゃないよ…。貧乏くさい味しかしないし、身はパサパサでゆるいし…。」とのお答えでした。
舌の肥えた方なのでちょっと厳しめの評価なのかもですが。

食べ方についても、「焼くか揚げるかしかないんじゃない?」とか。
地元の人もそうやって食べることが多いのでは?とのこと。

下手に刺身にしようとしたり煮込んだりすると身が崩れて酷いことになるようです。

その点で、アツシさんの言うアンチョビは丸ごと、しかも加熱せず塩でシメるわけですから理にかなっているのかも‼

問題は「どうやって保存液をあの分厚いボディーの内部に浸透させるか」そして何より「現地で熟成させるためのスペースの確保」ですかねー。

きっとその辺も情熱でカバーできる!はず。

実行する時は取材させてください(笑)!
コスタリカまで飛んで行きますから!

>アツシさん

そういえばデイリーポータルZでもサンマでアンチョビを作る記事がありました。
http://portal.nifty.com/2009/04/20/c/

ターポンとはさすがにスケールが違いますが、
この記事を見ていると、とりあえず樽か何かに大量の塩をぶち込んでおけば案外作れそうな気がしてきました。

でも出来上がった見た目はアンチョビというよりキビャックみたいになりそうですね(笑)。

早速&すごく丁寧なお返事ありがとうございます!

さすがに一瞬で鋭く問題点を指摘されてますね(汗)

釣った魚を新鮮なまま空輸するのは無理にしても、塩漬けにして持って帰る事はなんとかなるだろうと安易に考えていたのですが、そこは南国コスタリカ。。
冷暗所での保存というのがやはりネックですね。。
いくら巨大になったところでも、魚に弱いと書いて 鰯。
基本的な身の質は同じように弱そうですものね。。

デイリーポータルでのサンマの記事読ませていただきました。
あれくらいが「なにこれすごい!でもおいしいね!!」という限界値なのかなと。
すごくいろんな意味でバランスのいい記事ですね。
食材の手に入りやすさ、素直にびっくりできる見た目、食味、コスト、冬場に作るという事での冷暗所の確保。。

ターポンでチャレンジして、もし腐らせでもしたら。。
ぞっとしますね、、汗

ほかにも沖縄のスクガラスを、アミアイゴの成魚で(もちろん瓶か何かの中に並べる)とかも、呑んでる時のいきおいで思いついたりもしたのですが、見た目のインパクトだけで、いきもの、食べ物で遊んでる感があって即却下でした(笑)
うまく言葉で表せないですが、バケツでプリン的ではない、もう一歩面白い事を探ってみたいです。

今までは、笑い話で考えていたのですが「コスタリカ ターポン ツアー」を検索してしまっている自分がいました(笑)

平坂さんの記事に出会ったのと、開高健さんの、ハリバットを雨戸板をまな板にしての刺身盛りの写真が、僕の平穏な人生の分岐点になりそうな気がします。

これからも素敵なワクワクする記事を楽しみにしていますね!!

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