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2013年3月24日 (日)

沖縄本島のヘビたち

なんとも体の重い今日この頃。
体調が悪いとかではなく、走れない、跳べない、すぐ疲れるなど「衰え」を感じております。
これではせっかく暖かくなってきたのにフィールドでパフォーマンスを発揮できない…。

さて、そんなわけで屋内にこもってPCの前で数年前に沖縄で撮影した写真を眺めていたところ、ヘビ写真が意外と充実していました。
せっかくなのでこちらで少し紹介。

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沖縄で一番よく見られるヘビ、アカマタ。

こちらのアカマタというヘビは沖縄本島北部を車で流しているとかなりの確率で見られる種類。
無毒で、模様が美しいので飼育の対象として愛好家にも人気があるとか無いとか…。
特に幼体の鮮やかな紅色は一見の価値あり。
サンゴヘビ類にも通じるものがあります。

ただし、ひとつ注意する点が…。
毒は無いのですが、威嚇のために分泌する液がものすごく臭いです…。
ハブがスズメバチならこいつはカメムシといったところ。
基本的にはどちらも軽々しく触るもんじゃないですね。

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毒は無いけど咬まれるとやっぱり痛いので注意。

次はみんな大好きなこのヘビ。
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沖縄と言えばハブ。
ハブ。いわゆるホンハブ。
沖縄で地元民から観光客、探検家から研究者まで、あらゆる人々が恐れる生物。

沖縄の森に多少慣れてきた『中級者』ほど「ハブなんて怖くねーし!」とか言っちゃう傾向にありますが、そんな人たちも経験を積むほどハブへの用心は強くなっていくようです。
ベテランほど藪への深入りは避け、ポイズンリムーバーを携帯するようになります。(僕は持っていないのでそもそも藪には入りません)

Rimg0025
この個体は全長160センチほどとそこそこ良型

で、このハブですがビックリするほど美味しいヘビです。
上の写真のヘビはキャンプへの道中で見つけたので、同行者(女性)の
「ねー、これ食べよー?(沖縄訛り)」の一声によりその場で血抜きされ、食材用クーラーボックスに放り込まれました。

料理そのものの写真がなぜかなかったのですが、皮を剥いでぶつ切りにし、塩こしょうをして網焼きにしたところ、
とてもよく脂が乗っていて、豚のスペアリブを彷彿とさせる味でした。

以後もハブ、ヒメハブを食べる際はいつもこの調理法です。楽チンでおいしいから。

ヘビの味について検索すると、「鶏肉っぽい」とか「魚の味」という感想が散見されます。
んー?ハブやヒメハブが特別なのかな?
そんなに淡白な印象じゃないんだけど…。
まあ、その辺に関しては他のヘビをあまり食べたことが無いのでちゃんと比較できませんが…。

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マムシじゃないよ。

で、こっちがチラッと話に出てきたヒメハブ。

ハブよりずっと太短く、マムシに近い印象。
でも体表の質感がマット。サラサラしてます。

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もちろん有毒!良い子は絶対興味本位で触らないこと!!

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かっこいい。

ハブが主にネズミなどの小型哺乳類を狩るのに対し、ヒメハブはカエル類を食べるようです。
ハブと同じく夜行性なので、植生の多い夜の川に行くと結構な頻度で見られます。
沖縄で真夜中の川によく入る僕にとっては天敵です。

先程も書きましたがこいつも美味しい。
ハブほど食べるとこ無いですけどね…。

あと、沖縄で気をつけるべき毒ヘビと言えばこちらも有名。
Img_0953
ウミヘビベイビー。

ウミヘビ。
よく本やウェブサイトでは「猛毒持ってるけど、大人しくて口も小さいからそんなに危険じゃないよ」とか書いてあるけど、実際手にとって(これが間違い)観察すると結構大きく裂けてるんです。口。

シュノーケリングしてても、稀にものすごい勢いで突進してくるやつがいるし…。

とにかく、危険な要素がある生き物は、誰がどう言おうと注意するにこしたことはない。
ということです。

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友人から送られてきた写真。「へび」って書いてある…。

このウミヘビも美味しいそうです。
僕はまだ食べたことがありませんが。
よくテレビなんかでエラブウミヘビの燻製を汁や沖縄そばに使うと紹介していますが、
できれば僕はそのまま刺身や塩焼きで試したいです。
素材の味がよりハッキリわかりそうだから。


ところで、写真を整理していると謎の人物が写っている一枚が…。
Rimg0782
頭の上のヘビはリュウキュウアオヘビという種類。

?????
誰だこいつ?
観察に同行した人は全員覚えてるつもりだったんだけどなあ…。
としばし考えた後に出た結論。

「これ、もしかして俺か…?」

細っ!
髪の毛も光の具合で茶髪っぽくなってるし(笑)!

本当にわからなかった…。

いやー、ほんの数年で見違えるように太ったな、俺よ!!
そら体も重くなりますよね…。

この頃は今より精力的に野外に出てたからなあ~。
よし、これから暖かくなってくるし、あの頃を思い出して外に出まくるぞ!
ダイエットも兼ねて…。

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コメント

巨大アナゴの次は沖縄のヘビですか。本当にニョロニョロがお好きなんですね。
平坂さんの影響で私もすっかりお気に入りになってしまいましたが。
彼らの魅力って何なのでしょうね?
しなやかな動きとか、佇まいもいいし。美しい模様で誘っておいて(別に誘ってる訳じゃないか)実は有毒とか、触りたいけど触れなというジレンマ的な要素も私にとっては魅力なのかも。

それにしてもすごいバリエーション。沖縄って日本ですよね?(笑)
藪の中に入らなくても、こんなにたくさん出会えるなんて。ニョロニョロ好きにはパラダイスですね。

そういえば以前趣味で人魚のイラストを描いていて、色んなパターンの魚と融合させてみたのですが、なぜかリュウグウノツカイのようにとても長い尾にしたら思いのほか妖艶なキャラができた事を思い出しました。
ニョロニョロは素敵です。(まさに自画自賛。)

ダイエット始めるんですか?何か痩身効果のある成分を含む生物いないですかね。
低カロリー高タンパクみたいなのとか。
あ、巨大食材じゃなくて極小食材で作る料理をシリーズ化するのはどうですか?
ホタルイカのイカ飯とか(笑)
…全然絵にならないですね。すみません。
私も食べ物のことばかり考えてないで身体動かしてきます。

話が上手く落ちてるww
蛇の話かと思って油断しました。別人!

体重は落としすぎると体力も落ちちゃうので、自分のベストを見極めたいですね。
私は現在からマイナス3kgがベストだと思うので、最近は文字通り腰が重いです。
私も頑張って動くことにするぞー!

平坂さんまだ若いのに「衰え」とか言っちゃだめです。
これからもガツガツ釣りに探検に採取に出かけて下さい。
記事にはならなかったことも、ここに書いてもらえたら私達読者は嬉しいですよ。
(お金にはならないですけどねー)

ヘビはどの個体もかっこいいですね。ふとっちょのヘビはいないのでしょうか?
は虫類は大きくなれど、あまり太らないんですかね。気になるわー。

>ゆりさん

たぶん、ニョロニョロ系の魅力ってその気持ち悪さにあるんじゃないかと思うんです。
気持ち悪いと言われるモノって、面白いじゃないですか(笑)?
怖いもの見たさって言葉もあるし。紙一重なんだと思います。

で、人間は基本的に我々の同胞である哺乳類から姿がかけ離れている動物ほど気持ち悪い、怖いと感じるんじゃないかと。

たとえば手足の数で考えると、全部で4本の獣やトカゲはそこまでは嫌われませんが、
6本ある昆虫は苦手な人が多いし、もっと多いクモやゲジゲジはもっと嫌われてますよね。

逆のベクトルで足が無いヘビ(あるいはよく似た形のウツボ等)もかなり「得体の知れない存在」と捉えられるでしょう。
しかも体型が凹凸の無いヌラッとした円筒型である点も、日常で見られる脊椎動物の中ではかなり異様です。

だから、何かの拍子に彼らに出くわすと、「ウワーッ!何だこれー!」と
良くも悪くも興奮してしまうのでしょう。

で、それが「面白い!」になるか「キモッ!」になるかは、各個人の過去の経験によるのでしょう。
「ヘビは怖いモノ」と幼少時に教え込まれた人は、害が無いと分かっていても苦手意識をなかなか克服できず、
反射的に拒絶反応を示してしまいます。

逆に僕のように、小さな頃からヘビを遊び相手にしていたクソガキは、ニョロニョロを見つけると大喜びしてしまうと。

とにかくヘンテコな姿の生き物は、嫌われもするけど一部の人には熱狂的に愛されもするということですね。
深海魚しかり、ヘビしかり、水木しげるさんの描く妖怪しかり。


極小魚介料理、いくつか考えていますよ!
アマゴやヤマメで荒巻鮭とか、ドジョウでうな重とか(笑)。
小さい魚は味が繊細なので、美味く工夫すればオリジナルの料理を超える可能性もあるかなと。


低カロリー高タンパクの食材といえばイカです!
イカは身に脂肪がほとんど無いので、ボディビルダーの方々にも好まれるそうですよ。
僕も好物で、痩せていた頃は小腹がすくとよくスルメを炙ってかじっていました。
あまり安いものじゃないので最近は量を控えていますが…。

…もしかして最近太ってきたのはスルメ断ちしたから(笑)?

>くまゆきさん

痩せすぎはよくないですけど、今はもう全ての動作が重いので、とりあえず少しずつ元の体重に近づけていこうかなと。
問題は軽いジョギングすら億劫になってしまって、負のスパイラルに陥っている点なんですが(笑)。

デイリーポータル等では比較的うまいこといった、あるいはインパクトのある画が撮れたものを記事にしているので、
こちらでは失敗談も書いてみようかなと思っています。

あと、過去のデイリーポータルZ記事のリメイク(焼き直し)なんかも。


太いというか寸胴なヘビなら、マムシやハブも含まれるクサリヘビ科ですね。
たぶん日本で一番太短い種がマムシ、二番目が記事にも出てきたヒメハブじゃないでしょうか。
二番目はサキシマハブかも?

ツチノコが発見されない限りは覆されないでしょう(笑)。

ツチノコといえば、オーストラリア原産のアオジタトカゲは寸詰まりでツチノコの想像図そっくり。
あとはモロクトカゲも太っちょ&トゲトゲでかっこいいですよ!

興味がありましたら画像検索してみてください!

なるほどー。言われてみればそうですね。
自分と姿形がかけ離れている程、怖いと思ったり逆に興味が湧いてくるものですよね。
哺乳類だったら多少大きかろうが目つきが悪かろうが、恐怖を感じることは少ないように思います。でも逆に両生類、甲殻類、ざっくり節足動物になるだけで、たとえ顔のアップがカワイイ奴でも いきなり視界に入ったら、まず「ぎゃっ!」って思っちゃいます。
そこから目をそらすか観察モードに入るかは対象によって変わってきますが…。

私、生でヘビ見たことないんです。
ブラウン管やガラス越しにしか見たことない。
接する機会もなかったけど、それだけに「危険だから近づくな」と注意された記憶もない。
じゃあ何で嫌いになってしまったのか…多分、昔話や童話の影響です。
大蛇はボスキャラ的な役が多いし、ヤマタノオロチやヘビ女の話を読んでトラウマになっていたのかも。
でも大人になった今、白蛇を祀る神社があったり、食材として飼育されている種がいることを知り、その見方が変わってきたのだと思います。

そこへ来て ヘビ好きヘビ推しの記事を読み、「へー、こんなにヘビ好きな人がいるんだ。ヘビって可愛いんだ。」と。
今まで色眼鏡で見ててごめんなさい、と反省です。
これからは彼らと触れ合う機会があったら、安全確認のうえ積極的にスキンシップをはかっていこうと思います。そしたらもっと好きになれるはず。
食わず嫌い触らず嫌いは勿体ないですもんね。

今回の平坂さんの記事とコメントで、いきものに対する考え方がまた一つ改められました。本当にありがとうございます。
まだまだ苦手ないきものはいますが、少しずつ克服できるように頑張ります!


さっき帰りに寄ったコンビニでスルメ見つけました。
普段お酒を飲む習慣が無いので つまみを買う機会もそうそう無いのですが、思わず買ってしまいました(笑)
久しぶりにしゃぶりました。
おいしいですね、やっぱり。

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