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2014年3月18日 (火)

僕はまだダイオウイカを捕獲できない

バラエティ番組の企画で、以前紹介したダイオウイカ用釣り針を深海500~700メートルへ沈めてきました。

当然、そう簡単にダイオウイカにコンタクトできるわけはないのですが、針をはじめ、仕掛け全体の問題点などを洗い出すテストにはなったかなと思います。

その結果を受けてバランス、絡み防止、エサの保持力、スッテへの応用を考えて沖縄の鉄工所で作り直していただいたセカンドバージョンが昨日、手元に届きました。


Imgp2976

相変わらず非常識なサイズ。
ダイオウイカはわかりませんが、人間はすごい勢いで食いつきそうですよね。別の意味で。
NHKのおかげでダイオウイカブームですし、変に注目されてしまいそう。


僕は本気で生きたダイオウイカを捕えて触りたいと思っています。
確かに本気ですが、まだ本気度が足りないなと悟りました。
実際に釣り針を手に取ってみた段階で。
“超”本気な人なら、まずこういう道具の準備に時間を割くのではなく、
とりあえずフィールドに出向くことに全力を尽すだろうと思うのです。

手ぶらでも、まず過去にNHKが実績を上げた小笠原へ渡るでしょう。
一日でも長く滞在して漁師さんたちから情報を集めるでしょう。
いざ船を出す日に備えて、根回しをするでしょう。

僕はそれをせず、楽に「着実に計画が進んでるぞ」という自己満足を得られる道具作りに逃げてしまった。

しかも、こういう目に見えるモノを作って公開することは「俺、面白いことしてますよ。注目してね!」という安いパフォーマンスにもなってしまいます。

自分で言うのもなんですが、人気者になったダイオウイカをダシにして目立とうとしているようで不快です。


それを否定するためにはとにもかくにもまずフィールドに出なければならないのですが、
未だに小笠原行きの予定すら立てられていないという・・・
ダイオウイカを手にするまでいったい何年かかるんでしょうね。
個人的には何年かかってもいいんですが。


2012年末のNHK撮影チームによる「ダイオウイカ革命」以来、僕以外にも、僕以上に本気でこのイカを狙っている人がたくさん出てきたはずです。

きっと彼らが近日中に良いニュースを聞かせてくれるのではないでしょうか。

あ、そういう奇特な方でこの釣り針を試してみたいという方がもしいらっしゃいましたらご相談くださいー。

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コメント

相変わらずいい記事書いてますね。
フィールドに出ずに道具を準備しているだけで自己満足を得るという行為、俺にも心当たりは色々あります。道具にお金と時間をかけずに、フィールドに出る事にお金と時間を・・・と言う現場主義の想いがありつつも、ワクワクしながら道具の準備をする楽しさも知ってます。その2つの間での心の葛藤が色々あると思います。俺もそんな葛藤を抱える一人です。
でも、最短距離だけが正解では無いので、何事も楽しんで下さい。夢見た時間が長い程、感動も大きいはずだから。

Aki船長

ありがとうございます!
そうなんですよねー…。
まあ、マイペースに楽しもうと思います。

そういえば、深海の開拓がまた進んでいるようですね。近いうちにまたお世話になります。

それから、いつだったかお話していた流れ藻付きの稚魚観察なんかもやりたいです!
またいろいろとよろしくお願いします。

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