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2014年6月の5件の記事

2014年6月29日 (日)

けむしみたいだし、へびの小さいのみたいだしなんだかわかんない変な虫  これ何?質問と回答 その2

開始早々長らく放置、ホントすみません。

出国前に頂いた謎生物画像の回答をまた一部公開です(個別回答済み)。

たくさん溜まっているのですが、一度にまとめて紹介する時間が無いので今後は小出し気味にしていこうかなと思います。

今回も間違いがあったら教えてね。

・すぐ正体が分かったもの


まずはブラクリ仕掛けに掛かったこの魚。

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大きな口と鋭い歯がかっこいいアカエソです。

釣れた場所が和歌山ということでミナミアカエソの線も無きにしも非ずな気がしますが、万が一そうだった場合は当らずも遠からずだったということでご勘弁を。

つづいてはこの甲虫
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2紋型のナミテントウですね。単にテントウムシとも呼ばれる種類です。

普通種なのですが、同定の際にこいつに惑わされることは少なくありません。
ナミテントウは以上に模様や色のバリエーションが多いのです。
交尾している様子を観察しても、とても同一種とは思えないようなカラーパターンの組み合わせが存在します。

体色のメジャーパターンは地域によって傾向が異なり、たとえば私の育った九州ではこの写真のような黒地に2紋や4紋の個体が多いのですが、北日本では赤地に多紋の個体が多くなります。
なので、たまに九州で赤地・多紋型が出現すると「おっ、新種か!?」と子供たちの間で話題になったりします。
おそらくその逆のケースもあるでしょう。

続いてもう一種テントウムシです。

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こちらは日本最大のテントウムシ、オオテントウです。
こちらはなかなかレアな種類で僕もまだ見かけたことがありません。羨ましい。

次はイラストで頂きましたこちらの虫

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すげえわかりやすい!コレはアレだ!
というか僕も子供の頃に同じ虫見つけて何かわからず図鑑で調べましたよ!
その時の経験が活きました。
これはハナアブ類の幼虫です。別名オナガウジ

これ、黒っぽくて表皮が固いやつはまだいいんですが、柔らかくて内臓が透けてるタイプは気持ち悪いんですよね。

汚水に棲む生物と言うイメージが強いようですが、止水であれば結構きれいな水の中でも見かける気がします。

・種まで同定できなかったもの

ここからはぼんやりした答えしか出せなかったものです。
上のハナアブもそう言っちゃあそうなんですが、元がイラストなのでそこはご愛嬌。

とか言ってたらデイリーポータルZライターの小堺さんからこんなイラストが来ました。
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小学生時代の文通相手からのお手紙に添えられたイラストだそうで。
微笑ましいエピソードですが、物と思い出を大切にできない僕からすると小堺さんの物持ちのよさに愕然としました。

さて「変な虫」とある問題のイラスト。パッと見体の前後に大きく反った角状突起がある蝶か蛾の幼虫のようです。

そこで真っ先にイシガケチョウの幼虫が脳裏をよぎったのですが、お手紙をよく読むと「なんか、けむしみたいだし、へびの小さいのみたい」とあります。


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これがイシガケチョウの幼虫なんですが、角こそ一致すれどこいつを見てヘビを連想することはあるまいと思います。

というわけで件の絵の正体はスズメガ類の幼虫だろうとしておきます。

「具体的には○○スズメガでしょう!」とか「いや、スズメガじゃなくてアレだろう!」といったご意見があればお願いだからお知らせください。

それともうひとつイモムシ絡み
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青いイモムシ自体ではなく、その背中に乗っている黒い粒々が回答すべき生物。
寄生蜂の繭であることは明らかなのですが、種名までは落とせませんでした。
ちなみに「オオシマカラスヨトウ(土台の青虫) 寄生蜂」というワードで検索すると同様の画像が見られます。

どなたかお詳しい方、正体をご存知でしたらご一報ください~。

2014年6月27日 (金)

帰ってきました

夏休みの旅行から戻ってまいりました。

男三人での突発的濃厚アメリカ旅に続いて山形~佐渡~関西弾丸ツアーを経ての帰宅です。

むちゃくちゃ楽しかったですが、さすがにお金と時間を使いすぎたので当分は仕事にいそしみます。
今夏は対馬、下関、五島列島など他に国内短期旅行を予定していたのですが、それらは来年に回しましょう。

お世話になったみなさん、本当にありがとうございました!


身辺整理に追われているので、詳細はまた改めて。


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そもそもこいつを食べたくて出かけたのに食べられなかった。というか情が移って締められなかった…。
でも、大満足!!素晴らしい魚でした。



2014年6月13日 (金)

ムックと雑誌 あと明日から海外行きます

告知が遅れましたが、双葉社さんから発売されているムック本「モンスターファイル 世界超巨大生物図鑑」に写真を提供しました。
爬虫類と甲殻類の頁に数点だけですが。

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タイトル通り世界中のでかい生き物を集めた本で、
昆虫から魚類、哺乳類に至るまで幅広く網羅されています。

全体にエンターテインメントなノリで、
子供の頃夢中になって読んだ特撮怪獣図鑑を思い出します。

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特に昆虫の充実度が凄いです。
個人的には、一番好きな甲虫であるオオキバカミキリが載っていたのが嬉しかったです。
いつか南米を旅しながらこいつとスカシジャノメを探してみたいです。

そして「週刊日本の魚釣り」にはティラピアについての記事を寄稿しました。

手元に表紙の画像がないのでAmazonのリンクを貼っておきます。

そして話は変わりますが、明日から一週間ほど旅行で海外へ出ます。
向こうではあまりネットを利用しないつもりで、
SNSもブログの更新もほぼできないと思います。

たまにチェックするとしたらgmailだと思うので、御用の方はそちらのアドレスへお願いします。
ではではー。

2014年6月 9日 (月)

脚もげオオゲジと奇妙な漂着物  これ何?質問と回答 その1

募集していた「名前のわからない生き物」ですが、おかげさまで続々と写真が集まっております。

現在非常に忙しい時期でなかなか目を通せずにいますが、とりあえず早期にいただき個別回答できた分から紹介させていただこうと思います。
間違いがあったら教えてね。


・すぐに正体が分かったもの
ここでは頂いた写真の中から既に種名を知っていたもの、あるいはおおよその見当が付き、スムーズに検索できたものを紹介します。

まずは生物系の学生さんから頂いたカミキリムシの写真
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こちらはキイロトラカミキリです。
僕も何度か見たことのある虫です。トラカミキリ系は比較的触角が短く脚が長いのでなかなかカミキリムシだと気づきにくいですよね。


続いての投稿者からは町田の山道で見かけたというこの虫。
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これはワラジムシ…ならぬ
オオワラジカイガラムシかと。
こんな姿ですがカイガラムシ、すなわちセミに近い仲間です。
オサムシ類の幼虫と並んで「三葉虫みたいな虫がいた!」と騒がれがちなヤツです。



続いては獣のD.O.R(路上死体)。
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これはタヌキ!じゃなくてハクビシン!でもなくてニホンアナグマ!!
ハクビシンよりずんぐりむっくりしてて、尻尾も短いので慣れると遠目でも見分けられます。
狩猟免許試験でもこいつらの見分けは必ず覚えておかないといけないポイント。



続いては「これ何?」系の質問の常連。キセキレイがついばんでいたというこの虫は

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脚が全部脱落したオオゲジです。
オオゲジは良くも悪くもそこそこメジャーな虫ですが、あの特徴的な脚が無くなるとガラッと印象が変わってしまいます。そのくせ、実はあの脚ちょっとした刺激でポロポロ落ちます。
一度この姿を見たことが無いとなかなか正体が分からず、生物に通じた人ですら戸惑いがちです。厄介ですね。



鹿児島の海へ行ってきたという方からは魚介系をいろいろと。
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ヒオウギガイ

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アカオビハナダイ
これはパッと見で「ハナゴイやハナダイの仲間だなー。」とまでは分かったものの、種名は分からず。
ネットを活用して調べました。
※当初誤って「アカオビハナゴイ」としていました。すみません。

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ヒメフエダイの幼魚
フエダイなんだけど妙にせっぱりなのでヒメフエと仮定して「ヒメフエダイ 幼魚」で検索したらそれっぽかったので、とりあえずそれとしておきます。


・ちょい手こずったor種名まではわからなかったもの
次は科・属レベルにまでしか落とせなかったものです。
分かる方いらっしゃったら詳細教えてください。

まずはまさかのケニア産の甲虫
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砂漠性のゴミムシダマシ科
…かなというとこまでは雰囲気でわかるのですが、そこから先が…。

石垣島の波打ち際で見つけたというこの綺麗なクラゲみたいな生物は
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ミカドウミウシの一種
ってとこまでは推察できるんですが、具体的な種名は分からず。ダイバーさん教えてください。

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ハタ(ミーバイ)類の幼魚
チャイロマルハタかヤイトハタっぽい気がしますが、ミーバイベイビーはややこしいです。


・さっぱりわからなかったもの
最後に全然見当もつかなかったものを紹介します。手も足も出ません。
気になるからホント誰か教えて。

投稿者さんが1月、茨城県波崎町の砂浜で見つけたというこの物体。
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パッと見はマンジュウヒトデの乾燥死体かな?と思ったのですがよく見ると違う。
この時点で敗色濃厚でしたが、追加で別アングルからの写真をお願いしました。

で、届いたのがこちら。
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??
謎は深まるばかりだぜ…。

なんとなく、何の根拠もなく刺胞動物(イソギンチャクとかその辺の生き物)か?と思ったので、そっち方面に詳しい友人に尋ねたところ
死んで乾燥したイワスナギンチャクの群体かもしれない」という回答をもらいました。

曰く、「イワスナギンチャクは体の中に砂粒等をぎっしり取り込むので、死んでも組織が腐り落ちるまでは乾燥して砂岩のようになることがある」のだとか。
しかし、イワスナギンチャクは暖流域に分布する種で、北限は伊豆大島あたりまでだとも教えてもらいました。
だとするとこれも違うのか…?

うーん、わからん。
正解が分かる方はコメント欄ででも教えてください。お願いします。


質問はまだまだ溜まっていますが、今日は仕事が残っているのでここまで。
やっぱり楽しいですよ、この企画(僕だけが)。


謎生物は今後も継続して募集しますので、気になるブツを見つけたらどんどん送ってくださいどうぞ。
そして、回答や記述に誤りを見つけたらご指摘くださいどうぞ。
(ちなみに、6月中~下旬は海外へ出向いておりますので質問のチェックが遅れます。ご了承ください。)

2014年6月 3日 (火)

名前が分からない生き物募集 お答えします

名前が分からない生き物の写真(スケッチでもいいですよ)を募集します。

なんで急にこんなことを言い出したかというと、最近ちょくちょ
「この生き物は何ですか?調べ方がわかりません。」

とか
「見たことない虫を見つけたんですが名前分かりますか?もしかして新種?」
といった質問をいただくのです。

で、これに回答するのがすごく面白いんですよ。
僕が既に正解を知っていればパッと答えられて万々歳なんですが、
たまに僕も名前を知らない生き物の写真が送られてきたりします。
それが最高にうれしいのでこうやってブログ上で大々的に募集しようと思い立ったわけです。

僕は自分の知らない生き物を見るのが何より好きなんです。
それが何なのか調べるのも。
だからぜひ皆さんの写真フォルダに収められている「謎の生き物」を見せてください!
知っていれば、いや知らなくても調べて回答しますので。

家に飛び込んできた虫とか、近所で釣れた小魚とか、大小や地味派手は問いません。

名前の分からない生き物がいたらその写真を
hiro.hirasaka@gmail.com
へお願いします。
Twitterのアカウント宛てでも構いません。
見つけた場所や時期も添えていただけると助かります。

なお、回答は本ブログ上で他の読者様にも頂いた写真と併せて公開する形で行おうと思います。
(当たり前ですが氏名など個人情報は一切公開しません)

いろんな写真が集まるのを楽しみに待ってますよー。

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