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2014年10月の4件の記事

2014年10月29日 (水)

深海欲

深海ぴあ」なるムックを読んでしまい、またも「深海欲」が疼き始めてしまっております。

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深海魚というと黒い、キモいというイメージを持たれがちですが、
このムックでは赤や白の鮮やかな漸深海性生物の写真が豊富に掲載されていました。
可愛いもの好きの女性も楽しめそう。

深海艇とかメカ的な要素や深海研究者へのインタビューなど生物以外のページも多かったですね。
僕は深海と聞くとすぐに「=深海生物‼︎」と脊髄反射で発想してしまうタイプなので、
そういう世界もあるのか!と感心してしまいました。

で、我慢できずに深海釣りへ出船したわけですが、
僕だけ船中でまさかのボウズ!
そう。僕だけ何も釣れなかったんですよ。
さすがに凹みましたね。泣きそうでした。

でも他のみんなは食いが渋い中でもボチボチ釣れていたのでまだ救われました。
これで全員ボウズだったらどんな空気になっていたか…。

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高級魚として知られるアコウダイとか

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これまた美味しいチゴダラとかね。

…でも、やっぱり俺も釣りたかったよ‼︎
ついてないなーと思ってましたが、今になって思い返すとあれは釣れなくて当然だなぁとも。

まず、乗船する全員分の電動リールと予備仕掛けを長崎から関東へ持参し、
横浜の倉庫へバッテリーと大量のオモリを取りに行き、そこから千葉の兄宅(宿代わり)へ戻り、
翌朝始発で磯子へ…。
という馬鹿みたいな行程で乗船にこぎつけたので、もうポイントに着く頃にはもうヘロヘロでした。

船酔いしていないだけマシでしたが、そんな状態では判断も鈍り、仕掛けの投入、交換にも精彩を欠きます。

特に今回は投入順が最後だったこともあり、実釣時間が結果的に短くなってしまいました。
ここは工夫次第である程度カバーできるポイントだったと思うんですが…。

と言うのも、よせばいいのに僕だけ妙な仕掛けを使ったもので沈下が若干遅く、
投入順の問題もあり、オモリの着底が10分前後も先頭投入者に遅れる有様。
長い時は13分も差がつきました。

今回は全部で8回仕掛けを下ろしたので、単純に計算すると僕は80分もアタリを待つ時間をロスした結果に
(実際にはアタリがあった人は僕より先に回収を始めるのでこれよりは短いはずですが)。

すぐに周りよりオモリを重くして沈下速度を速めてやればこのロスはここまで大きくならなかったはず。
疲れで頭も回らず手も動かず、せっかくの乗船機会をフイにしてしまったのは非常に残念。
正直言って悔やまれます。

必死になりすぎて結果的に釣れなくなるパターンですね。
船長さんも言っていましたが、「釣りは遊びなんだから楽しまないと」いけません。いろんな意味で。

帰り道は完全に困憊して電車内でダウン、日本橋で乗り換えるつもりが気付くと埼玉にいました。
はい。魚だけでなく終電も逃しました…。

そんなこんなで悲惨すぎたので、翌日は心を癒しに江ノ島水族館へ。

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やはり深海系の展示に目がいってしまいます…。

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「水族館で我慢しよう…。」のはずが完全に逆効果。
「早くまた船出したい!!!」

2014年10月24日 (金)

有明海のおいしい珍魚「ヒラ」釣りへ

いろいろとバタバタしていましたが、良くも悪くも一段落しました。
良くも悪くも…。


というわけで数日前に気分転換に9月上旬の取材以来になる魚釣り。
今秋は一回も釣りに行けずに終わるかと思った…。

今回の狙いは有明海名物の「ヒラ」という魚。
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ターポンやイセゴイ(パシフィックターポン)に似ているとかで「有明ターポン」なんて和製ロナウドみたいなあだ名で呼ばれてますが、実際に見てみると、他魚の名前を借りる必要なんて無いほど十分にステキな魚でした(その魚自体の魅力を否定するようで、僕はこういう呼称はあんまり好きじゃありません…)

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正面から見ると、口周りの構造と眼の色が昆虫っぽくてかっこいい。

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名前の通り、体型は偏平。

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地元のおじさんと活きアミエビを踊り食いしながらの釣り…。
ひさびさにとても楽し
かったです。

そうそう。
ヒラは味も抜群においしいです。
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小骨がやたら多くて調理が手間なのが玉にキズですが…。
それでもやはり根強いファンは多く、特に岡山県などではよく食べられているようです。

もしヒラの小骨がもう少し控えめだったら、今頃乱獲の憂き目にあっていたかもしれませんね。
偶然とはいえ、最強プレデター「ヒト」の存在を考慮すると、なかなか良い方向に進化を遂げたものだと思います。

2014年10月16日 (木)

最近食べたモノ 2014年9~10月

10月も半ば、朝晩はいよいよ冷え込むようになってきました。

僕のような素人が思うように獲物を捕れる時季も終わりですね。
ホンモノの猟師さんは狩猟解禁に備えてうずうずしているんでしょうが…。
まあ、僕の場合は獲物と言っても魚やその他水棲小動物に限られるわけですが。

というわけで、今秋はというと、スッポン、カニ、ウシガエルをかなりたくさん食べました。


・スッポン
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スッポンはスタンダードな鍋やから揚げにするほか、

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血を内臓や肉の切れ端と炒めた沖縄料理「チーイリチャー」が美味いことを発見。

・カニ
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地元の川で良型のモクズガニをゲットして喜んでいたら

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沖縄の川へ入ると、ものの数十分ででっかいノコギリガザミを確保…。
自然のポテンシャルが違います。
味も濃い!

・ウシガエル
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ウシガエルは唐揚げをはじめ、何にしてもおいしい万能食材です。
決してゲテモノというか珍食材的なポジションにとどまらせていい存在ではないと思います。
今シーズンだけで何十匹食べただろう…。

・タウナギ

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去年漁場?と採り方を覚えたタウナギは今季も食卓に。

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タウナギの青椒肉絲風。さしずめ青椒鱔魚(チンジャオシャンユー)
やっぱり中華風の味付けが合います。

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から揚げにしても美味。
ニンニク醤油でガッツリ下味をつけて疲労回復に。…効いた気はあんまりしないけど。


・イノシシ

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京都で農家を営む友人からはなんとイノシシを…!
沖縄に住む共通の友人らと「ブタの原種なんだからトンンカツにしよう!」ということになり、パン粉をつけて揚げてもらいました。
固いんじゃ…。臭いんじゃ…。とちょっとだけ心配だったのですが、まったくの杞憂でした。とってもおいしい。

今まで食べた猪肉の中でも上位に食い込む味。
きっと、血抜きと解体が完璧だったんでしょうね。

これはきっと何にしても美味いな…。

H崎さん、友人一同期待しまくりです!またお願いしますね!



と、まあこんな感じで色々捕って(貰って)は食ってました。
でも、しばらくはこんな贅沢もお預けかな?

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そういえば、シマサルナシ(右)も初食!
見た目も味もキウイそっくりでした!

2014年10月 8日 (水)

昆虫探検図鑑

久々に新しく図鑑を入手しました。

(大学時代はいろいろと自前でも揃えていたのですが、卒業に伴う引っ越しで各方面にばら撒いてしまい、以降は図書館とネットで済ませていたのです。)

その図鑑というのは川邊透氏による昆虫探検(エクスプローラ)図鑑1600。

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最近、名称のわからない生物の画像を募集して回答していくという企画を本ブログ上でちょいちょい敢行していますが、応募が多いのがやはり小型の昆虫。

僕自身も和名を把握できていないマイナーどころが寄せられることも多く、そういったケースにおいてネット検索は非常に手間です。
そうなると、手に取って頁をめくりながら目当ての虫を探せるこの図鑑は非常に強い。
苦手な分野の虫でも、おおよその分類さえ分かっていればたいてい探し出せます。

たいてい、というのはもちろん収録されていない種もあるということなのですが、この収録の基準がちょっと特徴的。
パラパラとページをめくっていてまず気づくのが、掲載されている虫の偏りっぷり。

たとえば、カマドウマ類はかなり充実しているのに、他の図鑑ならかなりのページを割くところであるクワガタやオサムシなどの花形甲虫はメジャー中のメジャーどころの種しか掲載されていなかったり。

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綺麗な写真が多くて眺めるだけでも楽しいよ。

どうやら、「一般人が遭遇しやすい虫」から優先的にチョイスして掲載しているような印象を受けます。

分布地域で言えば本州、四国、九州に北海道を加えたいわゆる本土に限定されているようで、南西諸島産のものや局地的にしか生息していない種はほぼ除外されている感じです。

生息環境ごとに見ていくと里山や都市部の虫ほど充実しており、洞穴性、海浜性、寄生性など特殊な場所に暮らす虫もあまり載っていません。
あくまで大多数の人にとっての実用性を重視した作りなのでしょう。

やはり本ブログの「これ何?」のようなシチュエーションにはうってつけ…。



そして、一番度胆を抜かれたのがこの「付録」。


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超でかいポスタータイプの検索表がついてます。
しかも両面印刷のが二枚も。

図鑑本体を用いる場合は、「あー、これたぶんトビケラ系だな…」とか「ハゴロモの仲間だってとこまではわかるんだけど…」
といった風に検索対象の正体についておおよその目星がついていることが前提になります。

しかし、この検索表はおおまかな形や大きさを頼りに、まったく昆虫についての知見を持たない人でも直感的に検索を進めることができます。


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とはいえ、実際にフィールドへ持参して広げるにはさすがにちょっと厳しいサイズ。

お出かけ中に気になる虫を見かけたら、デジカメや携帯で撮影して帰宅後にこの表と照らし合わせるといいでしょうね。
実際、そういう使用法を前提に制作されているようですし。

いい図鑑なので気になった方はチェックしてみてください。

それから出版元の全国農村教育協会さん。
水中写真家さんたちと組んで「海産無脊椎動物探検図鑑」も作ってください!お願いします!!
あっち方面は昆虫より同定大変なので…。

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