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2015年8月26日 (水)

川のサメ!川のエイ!川のGT(ロウニンアジ)!!

良くも悪くも何でもありの魚類相で有名な沖縄県の川ですが、今回も驚かされました。

まずは沖縄入りして間もなく、純淡水域まで遡上する例のあるエイ、「ツカエイ」を捕獲。



まあ、僕は取り込みを手伝っただけですが。

日本にもいわゆる「淡水エイ」の括りに入るエイがいるんです(僕たちが今回捕まえたのは汽水域ですが)。

Screenshot16


そしてこちらが今回の取材の本命、都市河川に侵入するオオメジロザメ。

Screenshot17

今回も国際通りでキャッチ!…収録後にね。



…事件はこのサメをとある住宅街で狙っている最中に起きました。


Screenshot15




仕掛け作りから取り込みまで、心から信頼できる友人とタッグで獲りました。



ロウニンアジ出ちゃった…。


しかもいわゆる「メッキサイズ」ではなく正真正銘「GT(ジャイアント・トレバリー)」と呼べる型が二匹も…。



こちらはふた回り小さな別個体。

最近、沖縄の釣り界で話題のリバーGTってやつですね。

前々から、「沖縄の川にはでかいガーラ(ヒラアジ類)が上がってくるぞ!」と聞いてはいました。

以前所属していた研究室からは、「ロウニンの成魚がいるらしい。標本欲しいな…」とも。




しかし、まさか自分が釣ってしまうことになるとは。


しかもサメの外道で…。




GTフィッシングには興味がありませんでしたが、フィールドが川なら話は別です。
しかも細い細い住宅街のドブ川(失礼ですが)ならなおさら。
これ以上は無いと断言できるほど嬉しい初体面となりました。



でも、実際はもっともっと大きな個体が遡上しており、専門に狙っている人もいらっしゃるのだとか。


たぶん、釣り人の言う「引きの強さ」で言うなら、こいつらが現状「日本最強の川魚」だと思います。

オオメジロザメの2メートル級が入っいるとなれば話は別ですが…。



※地域住民の方々、地元の釣り人さんたち、協力してくださった釣具店、各大学の関係者様方、誠にありがとうございました。


そしてお騒がせしてすみませんでした…。

なお、釣れたロウニンアジは、即座に琉球大学および鹿児島大学の研究者方が回収されました。


やはり、河川で得られたこのサイズの標本は学術的にも非常に貴重なんだとか。
将来の研究に繫がれば幸いです。

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コメント

初めてコメントいたします。
デイリーポータルZ、エイリアンのつかまえかた含め、
いつも非常に楽しませてもらっております。

侵略的外来種が土着の生態系に及ぼす脅威について興味を持ち、個人的に調べております。
この問題は真面目に考えれば考えるほど気分が落ち込んでしまう問題ですが、平坂さんの記事は外来種についての問題提起をしつつ、同時に娯楽としても楽しむこともできるので、一種の清涼剤になっています。

これからも、応援しています!

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