カテゴリー「道具の話」の記事

2015年3月24日 (火)

ダイビングライトじゃないけど

関西での仕事がひと段落して沖縄入りしました。

現在、友人宅で夜間活動用フラッシュライトの防水テスト中。





ダイビング用じゃないけれど、シリコンでシーリング強化したのでシュノーケリング程度ならなんとか使えそう。
もちろんサブとしてだけども。

メインのダイビングライトも間も無く届くぜ…。

2014年9月19日 (金)

大漁旗もらった


以前、深海釣りにご一緒させていただいた「赤ワインのアウトドア日記」の管理人である赤ワインさんから、なんと大漁旗をいただきました。

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大漁旗…型のタオル!

可愛いデザインですが、よく見るとキハダ(クロマグロじゃないのが粋ですね)が跳ねる波間にはそれを狙うサメの背鰭がのぞいていたりと芸が細かいです。

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ちなみに、左端は筒状に織られており、釣り竿や適当な棒を挿して実際にミニチュア大漁旗にできます。

ちなみに最近、釣りへ行っても(趣味でも仕事がらみでも)毎回ろくに竿を曲げられずに終わるので、数日前の釣り取材にはこの旗を持参して挑んだところ…

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大漁でしたよ!タウナギが!!

いやー、ご利益あったね。

このタオル…もとい大漁旗は赤ワイン氏のWEBショップで購入できるそうなので、不漁にあえぐ方やタウナギを死ぬほど釣りたい方はぜひぜひ。

ちなみにこの赤ワインさん。彼はアウトドア全般に精通していらっしゃるのですが、釣りも大好きな方です。

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ヘラツノザメを釣り上げた赤ワイン氏

個人的に面白いなと思うのが「多目釣り」に傾倒しているところ。
釣り上げた魚の種類をすべて記録しており、一種類でも多くの魚を釣ることに情熱を注いでいるんだとか。

現時点で既に240種以上を数えているのだそう。
東南アジアや南米に行ったらすぐに300超えちゃいそうな…。

釣りをしない方にはピンと来ないかもしれませんが、これは何気にすごい数です。
100種類くらいは割と簡単に達成できるんですがね…。

他にもいろいろと素敵な活動をされている方なので、アウトドアファンや釣り好きはぜひチェックされたし。

2014年3月18日 (火)

僕はまだダイオウイカを捕獲できない

バラエティ番組の企画で、以前紹介したダイオウイカ用釣り針を深海500~700メートルへ沈めてきました。

当然、そう簡単にダイオウイカにコンタクトできるわけはないのですが、針をはじめ、仕掛け全体の問題点などを洗い出すテストにはなったかなと思います。

その結果を受けてバランス、絡み防止、エサの保持力、スッテへの応用を考えて沖縄の鉄工所で作り直していただいたセカンドバージョンが昨日、手元に届きました。


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相変わらず非常識なサイズ。
ダイオウイカはわかりませんが、人間はすごい勢いで食いつきそうですよね。別の意味で。
NHKのおかげでダイオウイカブームですし、変に注目されてしまいそう。


僕は本気で生きたダイオウイカを捕えて触りたいと思っています。
確かに本気ですが、まだ本気度が足りないなと悟りました。
実際に釣り針を手に取ってみた段階で。
“超”本気な人なら、まずこういう道具の準備に時間を割くのではなく、
とりあえずフィールドに出向くことに全力を尽すだろうと思うのです。

手ぶらでも、まず過去にNHKが実績を上げた小笠原へ渡るでしょう。
一日でも長く滞在して漁師さんたちから情報を集めるでしょう。
いざ船を出す日に備えて、根回しをするでしょう。

僕はそれをせず、楽に「着実に計画が進んでるぞ」という自己満足を得られる道具作りに逃げてしまった。

しかも、こういう目に見えるモノを作って公開することは「俺、面白いことしてますよ。注目してね!」という安いパフォーマンスにもなってしまいます。

自分で言うのもなんですが、人気者になったダイオウイカをダシにして目立とうとしているようで不快です。


それを否定するためにはとにもかくにもまずフィールドに出なければならないのですが、
未だに小笠原行きの予定すら立てられていないという・・・
ダイオウイカを手にするまでいったい何年かかるんでしょうね。
個人的には何年かかってもいいんですが。


2012年末のNHK撮影チームによる「ダイオウイカ革命」以来、僕以外にも、僕以上に本気でこのイカを狙っている人がたくさん出てきたはずです。

きっと彼らが近日中に良いニュースを聞かせてくれるのではないでしょうか。

あ、そういう奇特な方でこの釣り針を試してみたいという方がもしいらっしゃいましたらご相談くださいー。